2006年07月26日

住所不定無職者の悲哀




毎晩毎晩、飲み屋を渡り歩き、千鳥足で帰り着いては自分の家、人の家などいとわずに気を失うようにマットに倒れ込んで眠りこけてた、コケテッシュなわたし。

気が付けばいつの間にか、右目のコンタクトレンズが紛失しているではないですか。


かつてはハードレンズ連続2週間装用もいとわなかったくらい、眼科医さんが目の敵にするくらいだから、数日間つけっぱなしなんてへっちゃらへっちゃら。


と思って目の乾きもなんのそので狼藉こいてたんだけど、流石に左目だけじゃこの世の巨悪をお見通しできなくなる恐れもあるわけで、もう4年くらい前に購入した年代物なんだし、両方いっぺんに買い換えましょ


とかつての記憶をたよりに福岡・天神は某フラワーへ。


そうねぇ…

あれは太宰府勤務時代、真っ昼間から平然と担当地区を抜け出して福岡都市高速をドライブ。次長課長はまだいないけど、部長部長職あたりの有象無象が頻繁に出入りする本社近くにあるあのコンタクト屋に2度も足を運んだんだっけ…


というのは今となっては笑い話。



とにかく今回もその店に行ってみると、驚いたことにまだ残っておりましたわたしの個人情報。


すごいねぇ。一度つかんだお客は決して離さない訳ね


と、感心するのもつかの間、どこか丁寧語がおかしげなお姉さん。


「本日は保険証はお持ちでしょうか」


だって。

いきなり痛いとこつくよね、まったく。
こちら海外旅行保険すらこの十年見向きもしなかった男です。


「放浪ものに保険は似合いませんから、ご遠慮しております」

と言っちゃうと多分やばいんで、

「へっ、はっ、あっ。りゅ、留学してたもんで今は保険ないんですけど…」

と素直な自己申告。



それでもなんかちょっと表情変わった(ように見えた)お姉さん。

「それでしたら、全額負担になりますが…」

「はぁ。で、いくらくらいかかるもんですかねぇ」


「少々お待ちください」

といってどこ換え消え去ること約5分間。


「お待たせいたしました。検診だけだと2000円くらいになりますが…」

「じゃあ、お願いします(うっ、140元かよ)」



といってのぞんだ検診の結果は


「左目にアレルギーが出てますねぇ」

とロマンスグレーに片足突っ込んだくらいのお医者さん。
どうやら久しぶりの長時間装用がたたっちゃったみたい。


「まあ大したことないんでコンタクトする分には問題ないです。目薬出しときますね」


「(いくらですか?って聞いたら驚くだろなぁ)お、お願いします」


結局、コンタクトレンズ自体は両目で2万円ほど。


でも検診代はやっぱり2000円超。そして目薬代、アレルギー性結膜炎治療剤「インタール点眼液」という代物が5mlで2070円だって。


????.jpg

◎参考写真:一体誰がもうけとるんじゃ〜!こっ、こんなんで2000円


レシートには悲しくも「調剤費自費」と印字してあるし、更にちゃんと消費税も103円徴収されてるし…


マツキヨとかで2173円分の目薬くださいっていったら一体どれくらい買えちゃうもんでしょ。



いぜんどっかでmingxizi大姐に聞いたことあるんだけど、海外にいる間まったく国民健康保険代とか払ってなくても、日本に一時帰国した際には一時的にその恩恵(3割負担)にあやかれるという抜き差しならない裏技があるもよう。でもそれをやってはこの日記は書けません。


「けっ、どうせ俺ははみ出しものなのさ」


と強がり言っても現実はシビア。病気になっても病院に行くにいけない不法入国した外国人たちの気持ち、少しは分かれたような気がしました。
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと思ったこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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