2006年07月19日

ゆるゆるのインドビザ




「ほんっとこんなんで大丈夫なんかなぁ」


申請料8800円のはずが激安1200円
所要4日のはずが受け取り指定日は翌日
英文残高証明書が必要のはずが当日日付つきATMレシートがあればOK


上記はすべてインド大使館HP上でチェックした学生ビザの取得条件と窓口で実際に行われたこととのミスマッチ。


今回大阪までやってきたのは実はこのインド学生ビザが目的だったりする。


西日本在住者は大阪の領事館で申請のこと


などという九州在住者にはかなり迷惑なルールがインド世界ではまかり通っているらしく、もちろん郵送も可能なんだけど、8月には新学期が始まるわけで、背中をかなりせっつかれてるわたしにはそんな余裕もなし。

だから3連休明けの昨日、博多から朝一の新幹線に飛び乗り、大阪は堺筋本町駅前にあるインド領事館に駆け込んだのでした。



「きょう九州に帰るんですか?」

と窓口の女性。

「いや、一泊するつもりですけど…」

「じゃあ明日の午後4時以降受け取りに来てください」

だって。

なんだか当日でも発行してくれそうな雰囲気、ちょっと惜しいことしたかも、と思いつつ、その後は火鍋食って、千里にあるKATO氏の豪邸に転がり込んで一泊。


翌日、ようやくあがった雨を待っておいとま。

高台からは遠巻きに太陽の塔を眺め、そして阪急電車に乗って京都にGO。


だってビザ受け取りまではまだ5時間。


チベットにひたりすぎてかなり派手好みになっちゃったわたしの思考(嗜好)を改め、もう一度超日本的なワビ・サビの心を取り戻そう


と向かったのは、京都は太秦(うずまさ)。


そう、やっぱ日本の心は時代劇。映画村を観光してついでにコスプレ、俳優さんたちと写真なんかまで撮っちゃったりして…


だったらワビ・サビとは完全逆ベクトル。

いちおう最寄りのバス停だけ一緒ってことで実際たずねたのは映画村のおとなりにある広隆寺。


国宝第一号といわれる「弥勒菩薩半跏思惟像」で有名なお寺。


ほんとジジくさい趣味だといわれるかもしれないけど、わたしゃこの半跏思惟像が好きでねぇ。


チベットで何十体何百体という金ぴか弥勒像を拝むたび、木像のすすけたシンプルイズベストなこの仏さんをなんど思い出したことか…


広隆寺弥勒仏1.jpg

◎参考写真:ほれ、みなはれ。有無を言わさぬ高潔さ。境内の雰囲気も超しぶ〜い


宝物殿の中は大幅に改修されていて、半跏思惟像に近寄れる距離も少し遠くなってたりしたんだけど、それでも国宝を間近で見られて同じ空気を吸えるるこの環境はすばらしいよ。


監視のおっちゃんたちの視線が強すぎて、わたし得意の何気ない撮影(≒盗撮)は無理だったんだけど、およそ30分。日本仏教芸術の極をこれだけじっくり嘗め回すようにながめられたおかげで、もうチベットでしみついたバター臭さはなくなったでしょうよ。たぶん(笑)



もちろんそんな至極の境地に浸ってられる時間は限られてまして、今度はまたハデ好きヒンズーの神々にお呼ばれしている時間が迫ってまいりました。

阪急電車で大阪に舞い戻ってのインド領事館。


で、いただけちゃったのは1年のつもりがおまけつき1年1ヶ月有効の学生ビザ(マルチ)。

ただしあわせて提出してた大学のadmission letter(入学許可証)が返却されないってことで、インド入国時に窓口で係員に難癖つけられる自分を想像しながら、


「許可証の中に必要書類が書かれていたんですけど、それ見ないと…」


と申告すれば、すぐにただでコピーしてくれるフレキシブルさ。
なんとまあ、最後まで融通のきくすばらしい領事館だったというわけ。



さあ、とにかく準備は整った。
まだ航空券は買ってないけどね…


…とにかく

楽しかったよ、大阪・京都。
次はおいしいお好み食わせてちょうだいね。
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 他にもまだこんなこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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