2006年07月18日

出張火鍋隊大阪夏の陣




「いま図書館で借りて北方謙三版三国志を読んでてさぁ」

「やっぱ英雄たちはハードボイルドにウイスキーストレート、チェイサーなしっすか」

「それはない、ない」


「このつけダレ強烈に薄いよねぇ。冷たいし」

「こっちのニンニク油を混ぜるとましになりますよ。っていうかこの油につけて食いたいくらい」


「そう、思い出した『泣いて馬超を斬る』っ!」

「ちがいますそれ。『馬謖』ですから」

「うーん、これが馬超だったら孔明も斬れてなかっただろうねぇ」



そんなマニアックな会話が交わされる大阪ミナミの繁華街。そのはしっこにある「老四川」という名の四川料理屋さん。


何が起こってるのかといいますと、ズバリ火鍋隊大阪夏の陣。


わたしが大阪にお上りするということで、急きょ地元KATO氏(GK)にプロデュースして集めてもらった帰阪中の火鍋隊メンバー。


よりによって元祖火鍋隊西家が「テスト期間中」のため

「今週は、今週だけ、今週の木曜日まではマジ無理っす」

と泣きを入れてきたことを除けば、鍋を囲むにはほぼベストの4人が「くいだおれ」前に集合。



さあ食べましょう、食べましょう。
たぶんメンバー全員にとっての日本初火鍋、いったい何を食わせてくれるんでしょう。

いちおう一品料理も各種取り揃えましたる同店。でもわれわれには火鍋以外に何の選択肢もなく、その火鍋選択肢でいうとこの食べ放題3コース。

羊肉、豆腐、しいたけ、白菜、もやし、腐竹、ゆりの花、中華麺 1880円
牛肉、豚肉、ホルモンをプラスするなら2480円
さらに海鮮、デザートまで加わっちゃうと驚きの3480円


そして極めつけは

香料(ヤクシー)一人前250円



ほう。ヤクシーときたか。


コノミセゲンチジンヤテル。ニホンゴマダチョトワカラナイネ


的なにおいをかもし出そうと、あえていんちき日本語を使っとるな。

どうして素直に

香菜(パクチー)一人前250円

って書かないかなぁ。


とちょっとつぼに入っちゃったわたし。

でもほんとに現地っぽい味だったら大歓迎すべきことなんでかなり期待度もアップしたんだけど、有無を言わさず運ばれてきたのは赤いスープと白いスープが入った鴛鴦鍋。


しかも赤いスープの赤は表面だけ。ラー油の膜が張っている感じだから、沸騰しちゃうと、その薄っぺらさがばればれ。すぐに茶色めのスープが姿を現しちゃってかなり興ざめ。


やっぱ紅鍋は根っから赤くないとだめだよね。

不健康なくらい。目を細めたくなるくらい。湯気が顔に当たるだけで痛くなるくらい。


見た目にたがわず味自体もさっぱり系な赤鍋でありまして、火鍋愚弄隊どもが「悪魔の実」といって恐れる花椒のパンチも皆無。

たまらず唐辛子油を大量に追加してもらったものの、火鍋(紅鍋)本来の重量感、こってり感を補えるには程遠し。


で、さっきの会話にも出てきたとおりのさっぱり系のつけダレ。

わたしはどうでもいいんだけど、カキ油(オイスターソース)も置いてないという不手際ぶりには残り面子からブーイングの三段攻撃。


と、まあ、文句はこれくらいにしておきましょう。


大阪火鍋1.jpg

◎参考写真:雰囲気ばっちり。味さっぱり。でも楽しかったらすべてよし


どんな食事であろうと、火鍋隊は火鍋隊。鍋を囲んで酒飲んで、話をしていりゃ盛りあがる。


2480円コース。肉食べつくしました。
生ビールも一人平均ジョッキ5杯。飲みました。
いつの間にか4時間近くたっちゃいました。


食い道楽の都にふさわしく一人6000円の大盤振る舞い。
わざわざわたしのために集まってくれた皆さん、どうもありがとうございました。


とりあえず日本帰国中も火鍋、四川料理への思いは絶ちがたし、ということで今後も見苦しく悪あがかせていただきますから、お楽しみに。
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食い物、飲み物腹一杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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