2006年07月17日

お湯もう沸いたまだ?




久しぶりに囲む実家での食卓。

お腹の調子は一向に回復する気配なし、トイレ行きへのカウントダウンはいつも3秒前くらいの緊迫状態なのに、とりあえず食ってる間は美味しい幸せな気分。


そんな至福の食事の最後をしめるのはやっぱお茶でしょう。


で、

思わず口にしてしまった見出しの「お湯もう沸いた?まだ?」このせりふ。



家族からはとくになんの反応もなかったんだけど、言っちゃってすぐ、こんな日本語を使ってしまった自分にかなり唖然としちゃったね。



だって


「水已開了没有?」

だよ。


こんな中国語を思いっきり和訳した日本語、中国に関わる前2年前までだったら絶対使うはずないもん。


ああ、外国語勉強するってこんなとこにまで影響でちゃうんっすか…


すでにべらべら喋れるようになってるんだったらそれもまたよかろう。

でもまだ中途半端の範疇でうろうろしてるのに、よりによって母国語に対してまでよからぬイタズラ、暗い影を投げかけようとしているのか中国語よ。



驚いたときや突差のリアクションで、


「あいやっ」
「おいよぉ〜」

なんていうのはもう泣きたくなるくらいに口にこびりついちゃってるし、それを矯正するのはもう絶望的なくらいむずかしそう。


何とも恐ろしきは中国語…


そんなことに一人痛み入りながらも、実際食後に飲もうとしてたお茶だって、緑茶や玄米茶じゃなくって帰国直前、成都の五塊石市場で大量に買い込んだ烏龍茶(福建産鉄観音)だったりする。


がぶ飲み烏龍2.jpg

◎参考写真:こてこてな日本湯飲みで飲む鉄観音。まぐろ、しゃち、しゃけ…


茶器まで現地調達しちゃうと重くて荷物になるから、それにわざわざ日本で中国茶器買うのも高くてばからしいから、日本流にいただいております。


まるで日本酒好きが杯の酒をなめるようにして飲むがごとく、小さな茶杯に少しずつ茶を注いではかおり嗅いだり、ちょっとずつ口に含んだりして楽しむ中国茶人たち。


こんな「がぶ飲みスタイル」をみたら目を血走らせて「アイヤァ」かもなぁ


なんて思いながらもこれが日本めし食べた後にはぴったり。
さっぱり感は日本茶以上だし、美味しいんだから仕方ない。


実は今飲んでる茶葉、


成都某漫画喫茶のオーナーはこの前いくらのお茶を買った

だの、

西南交通大学の日本語教師はいくらの買って日本へのおみやげにした

だの、


世間話のためなら顧客の個人情報保護を何とも思っちゃいない店員との会話を楽しみながら買った500グラム380元(約5500円)、中の上のお茶っぱ。


日本で買ったら十倍はするよ


という言わなけりゃいいようなセリフも言っちゃうような店なんだけど、扱うのは完全に福建省産茶葉専用でほんもの。上記のごとく、結構成都在住の日本人御用達のお店らしく、もうすでに


「チベットと成都を行き来している怪しげな日本人はこの前これ買ったぞ」

なんて話の種にあがってるのかもしんないね。



高級ウーロン茶を少量だけ運び屋してがぶ飲みできるのも、若干中国にご縁のできた日系四川人たちの特権。日本の食文化に中国の食文化を取り入れるのも我々の勤め、たんにコラボレーションを楽しむのだけでも一興。


だから、

中国系新しい日本語だってどんどん使ってあげましょう。使わない?

はい、使わない(断定)
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと思ったこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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