2006年07月10日

一座来到就不想離開…




正式には

「一座来到就不想離開的城市」。


直訳すれば

「一度来ちゃうともうダメ。離れられなくなっちゃう町」。


西洋人にも分かるよう、

「ネバーランド」


この適訳で住人を自称する人(≒重症者)たちもあり。



つまりのところ、中国西南部に位置する一地方都市の成都(広義に「四川省」でも可)こそ、この「離れられない町」というわけ。

実際のところ、人々をドツボにはまらせる魅力があるようで、こんな恐ろしい「メッセージ」を街中のいたるところで堂々とPRしているという信じられない町。

メッセージ自体は中国語なんだけど、ここはまっちゃうのは中国人だろうが日本人だろうが分け隔てなし。

それはわたしの日記でも十二分に紹介してきたはず。




なぜ来たのかはもう分からない

けども、ゆる〜い瘴気に全身汚染

日系四川人などと名乗りだし

20数年培った勤勉さも完全放棄

火鍋と美女に囲まれる毎日

いつのまにか激動の世界情勢などどこ吹く風


だってここが天国だから…


そんなうめき声にも似た囁きが、川大留学生寮、民族大教員宿舎などから漏れ聞こえて来るというから、そのおぞましさはC級スプラッター映画以上。



「もうこんなところ捨ててやる。二度と来るもんかっ!」


と思って、徹夜明けの朝もやのなか、麻雀悪友たちに見送られながら初めて成都を去ったのが2005年1月中旬のこと。


その後、1回…、2回…、3回…、


ひゃぁ〜 もう4回めっ!


まるで番長更屋敷のお岩さんのように何回も何回も去り際を演出してしまいました。



「だって旅行にいったらまず帰ってくる場所が成都だから」


という理由もあるんだけど、


「成都に帰るために旅行してる」


といえないこともなし。


まるでダイエットをしてはリバウンドを繰り返す、危うい道を突き進む乙女のよう。ようする誰よりも「はまっちゃった」こと、最後の最後になって気付いてしまったわたし


です。

でも、

最後

です。

ほんとです。


そんな成都世界を本当に後にします。


すでにもう北京。
故宮前では毛主席にも当然の三拝九拝。






次は「一年後」にしか帰ってきません(笑)。


だってもう友だちに約束しちゃったんだもん。しょうがないじゃな〜い。


そこに成都がある限り、わたしとこの町との腐れ縁はもう切れないんだろうね。


最後の部屋.jpg

◎参考写真:もう何度も見慣れた風景。黄金の4人。成都麻雀もうするなよっ!



さあ、

「抜け出せない町」にて永遠の時間を刻み続ける素直な住人たちよ。

とりあえず1年間、待ってておくれ。


先んじて地獄を抜け出せたと安心している浅はかな者たちよ。

わたしの後追いで世界各地に出没くれてもOK牧場。そして運命に導かれ、またあの町に戻って行きなさい。


成都に巡り会えたこと、それはもうとっても幸せなことなんだから(笑)
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと思ったこと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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