2006年04月12日

中国語通じない満足感




大昭寺(ジョカン)から始まる毎朝のお散歩コース。

大小あわせて5カ所のお堂、寺院をめぐってるんだけど、その最後を締めくくるのが、ムル・ニンパ寺。


チベット仏教四大宗派のうち最も古い「ニンマ派」に属するお寺なんだけど、昨日、今日と大変なことになってます。


どういうことかって言うと、日ごろ朝の参拝時には人影まばら、ほぼ常連さんばかりという状態なんだけど、


なぜかしら急激に人の数が増えました。

というか、足の踏み場もないくらい。


とにかくチベット人のおじちゃん、おばちゃんたちであふれかえっております。何をするでもなく、持参したマニ車をとにかくぐるぐる回し続けております。




ムルニンパ2.jpg

◎参考写真1:まるでどっかの避難所生活。本堂にはいるだけで一苦労な混雑ぶり



少なくともジョカンをはじめ、ほかの寺ではこうした状況にはあらず。おそらくはニンマ派独自の記念日か、この寺独自の記念日なのかな、と思って


顔見知りになったお坊さんにその理由を聞こうとしたんだけど、


1人目。

「なんでこの2日こんなに人多いんっすか?」

「…オム・マニ・ペ・メ・フン(お経)」


2人目。

「なんでこの2日こんなに人多いんっすか?」

「…オム・マニ・ペ・メ・フン」「オム・マニ・ペ・メ・フン」


どうやら中国語があまりできないみたい。


ともに40歳前後のお坊さん。


チベット寺院では伝統的に一桁代の年齢からお寺に入って修行を始めることが普通だったんだけど、現在ではある一定期間初等教育(含中国語教育)を受けてからでないと、修行生活を始められないらしい。


わたしが尋ねた中国語の話せないお坊さん2人はおそらく前者だったのではないか、と。


そういえば、先日参拝した小昭寺にも中国語の話せないお坊さんが。


単に中国語を話すのが嫌だから分からないふりをした、という可能性もなくはないんだけど、やはり中国語が話せない、と考える方が妥当みたい。


ラサに入って以来、中国化されたチベットばかり目についてたんだけど、彼らお坊さんたちのようにいまだ中国語を話せない(≒中国にそまっていない)チベット人もいるんだ、ということを確認できただけで、なんとなくすがすがしい気分になったわたしでした。



ムルニンパ3.jpg

◎参考写真2:おばちゃんたちの中にだって「中国語??」もいるんだろうなぁ
posted by 牧場主 at 00:00| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | まちかど歩けば新発見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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