2005年07月22日

超i級九州美味列伝弐



本日もまずはよだれの出そうな写真からどうぞ。

火鍋城麻婆豆腐JPG.jpg


わたしの四川への思いに「駄目を押した」と言ってもいいくらい大好きな四川料理店「中国大明火鍋城=http://r.gnavi.co.jp/f080400/」(福岡市早良区百道1-5-1)の人気メニュー「麻婆豆腐」(右)と、万人にお勧めできる「酢豚」です。値段はそれぞれ小630円、小840円。


わたしと四川料理の出会いを語り始めたらそれこそ「説来話長(ちょっとやそっとじゃ語り尽くせない)」なんで、この店との出会いのきっかけから話すと、あれはまだリクルート服から使い回したスーツを着て新人研修を受けていた頃だから、まだノストラダムスの予言も効力があった1999年5月。

JR博多駅1階の名店街を通り抜けようとしていたとき、何気なく同火鍋城の系列店「大明担担麺」を見つけたのでした。まさしく運命の出会いです。


いまでこそ、ファミレスチェーンでも「担々麺」専門店が現れるご時世になりましたが、当時は担々麺なんてなぜか高級中華レストランの味。

しかも「ピリ辛」という四川人をなめたような表現が客側、店側の両サイドでまかり通る、わたしに言わせれば「甘あまな馴れ合い体質」しかありませんでしたから、「大明火鍋城」という日本人に何の媚びも売らない、多分一般人には意味すら分からないその屋号に男気を感じ、迷わず麺をすすってみることにしたのでした。


そして強烈なしっぺ返しを食らってしまったわたし。


唐辛子と山椒が効いた食べ物(=四川料理)をすすってしまえば、結果は火を見るより明らか。「わたし初心者です」と言わんばかり、容赦なく咳き込んでしまいます。それは何故か。特に温かい食べ物やスープからは内部の辛み成分が揮発、それを吸い込んだなら当然息道への道が開かれてしまい、そのデンジャラスな空気は食道から胃袋の方には向かわず、肺の方へと導かれていくのです。

普通、水やつばがちょっと入っただけで何度となくせむせてしまうものなのに、「いわんや四川的劇物をや」ですよ。


ちなみにこの経験は、その後の四川食生活でも大いに生かされることになりました。四川大学留学生火鍋隊老北家として「白菜」のコードネームをいただくに至るサクセスストーリーもまさにここから始まったんです。うんうん(感涙)。


今思えば味つけは本場の担々麺と大いに違います。でもそれは四川の担々麺も店によって小麦の一般麺を使ったり、黄色いかん水卵麺を使ったり、汁気の多い少ないもあるし、店のオリジナリティーとして理解できます。要するに日本の客に媚びていない味付けに感動を覚えたものです。
そして、


本店ならもっと素晴らしいものが食べられるに違いない


との思いを胸に、福岡ドームにも近い本店ののれんをくぐったのでした。


やっぱりもって基本的には食堂です。ちょっとげたを履かせてあげても中華レストラン。決して「高級」という冠がつくことはありません。ただ実際は重慶出身らしいのですが、四川人オーナーによる「本格」へのこだわりは徹底しており、


四川の料理人
四川の調味料
四川の料理法
四川本場の味

藤崎に真の四川味がある
味の形似神似


こんなキャッチフレーズが店内のあちらこちらに見られます。店員もほぼすべて中国人(日本語はほぼ完璧)。どうです?尋常じゃないでしょう(笑)。

メニューは店を訪ねるたびに増えている気がします。すでに100以上はあるのでは。しかもありがたいことに大皿か小皿かを選べるから、少人数で行ったとしても、様々な料理が選べる心遣いぶり。これは間違っても中国風ではありません。思えばわたしが通い始めてもう6年。良い部分だけは日本流に適応しているわけです。


ただ、四川料理の神髄である「火鍋」にはまだ手を出してないんです。

もし火鍋隊の福岡合宿が開かれるのなら、道場破りの標的はこの店の「重慶火鍋一人前(2人前より)2625円」しかないというのに、です。隊員連中を納得させられる味であることは間違いないんだけれど…。

さすがに一般の友だちとは食べるメニューじゃないかなーって感じだし、ひとりぽっちであの紅白の油スープが煮えたぎる鍋と格闘するほど四川人にはなりきれない自分がいたりもする。



《まとめ》

店主のこだわりを真に受けて「四川本場の味が食べられる」と断言しても良いと思います。太鼓判。ただ値段は比較してはいけません。昼飯ならランチがあって1000円かかりませんが、日が落ちてビールが入ったりすると、一気に食欲増進して「一人2500円から」というところでしょうか。

実はこのブログにもたびたび登場する最終勤務地熊本も「四川料理のメッカ」とされており、四川料理店の比率が他の町に比べてかなり高かったりするのですが、味は「四川料理日本版」と言わざるを得ません。その点「火鍋城」は別格。福岡にとどまらず九州を代表する「本場四川料理」が食べられる店でしょう。


最近麻辣足りてなくて脳みそをはじめ体のあちこちにふるえがきてる人、さあ早く花椒かき込んで痺れてください!

「わたしまだ食べたことないけど、ちょっと興味あるかも」なんて人、すべてのメニューには唐辛子マーク(最高3本)で辛さの目安が記されています。麻辣だけでない四川の奥深さを堪能してください。でも唐辛子2本以上の料理も最低一品は注文するように!


あー、でも本当はここの火鍋食った後書きたかったんだよなぁ。
posted by 牧場主 at 00:36| 佐賀 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食い物、飲み物腹一杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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